卒業生・修了生の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。後藤研究室は現在、後藤仁志准教授と博士1名、修士7名、学部3名の計12人で構成されております。主な研究内容は、分子動力学法による糖水溶液の立体配座解析、配座空間の球面トポロジー表現法の開発、ペプチドの高速活性予測法、タンパク質活性部位探索法の開発等です。諸先輩方が積みあげてこられた研究成果を礎とし、後藤先生指導のもと、日々研究に励んでおります。
さて、このたび後藤研究室では、恒例の夏の研究合宿として、富士登山を行ってまいりました。記録をたどったところ、後藤研究室では3年に一度くらいの間隔で富士登山を行っているそうで、後藤研OBの方々も一度は富士登山を経験なされているかと思います。
後藤研究室で伝説として語り継がれているOBの方の「(降りることを考えたら)登らなければよかった」というセリフを聞いてから、我ら富士登山初体験組も相応の準備と覚悟を持って富士登山に挑みましたが、やはり大変厳しい戦いになりました。途中6合目の長さに絶望し、8合目の後の8.5合目に心が折れそうでした。しかし6時間もの登山の結果、後藤先生を含め、なんと12名中11名が頂上まで登りきることができました!(右上写真:登山成功した後藤先生) 下山途中で松原さんが遭難しかけるというアクシデントもありましたが、無事(?)全員下山でき、富士登山を成功という形で終えることが出来ました。大変貴重な体験が出来たとは思いましたが、「二度と登りたくないな」というのがメンバーの総意のようです。
研究室の雰囲気はとても良く、気軽に先輩方へ質問が出来るような風通しのよい研究室になっております。卒業生・修了生の皆様は、近くにお越しの際は是非当研究室にお立ち寄りください。そしてできるならば、社会の大変さや、学生のうちにやっておくべきことなど、教えていただければ嬉しく思います。研究室一同、お待ちしております。最後になりましたが、先輩方の更なる躍進とご健康を心よりお祈り申し上げます。