同窓会報No.38

2021 年 第 38 号 TUT 同窓会報 9 My name is Abdallah Farrage. I am from Egypt. I was employed as a specially appointed assistant professor in mechanical engineering of Toyohashi University of Technology from March 2020. I completed my doctoral degree in September 2019 in the same university. My laboratory is Systems Engineering Laboratory, and I am interesting in control theory and adaptation control techniques. Additionally, I have conducted many studies in friction compensation for industrial CNC machines. Currently, I am working on a rotary crane system, which is used in various industrial and environmental applications. I am focusing on trajectory generation for the boom motion using different optimization techniques to enhance traveling cost, time efficiency, and load sway suppression. 機械工学系　特任助教 Abdallah Farrage 本学大樹プログラム教員募集で採用をいただき、2020 年 3 月より機械系特任助教に 着任しましたKhoo Pei Loonと申します。マレーシアから来ました。 私は 2009 年に来日し、機械系薄膜材料研究室には 2014 年 4 月から在籍していて、 環境には慣れていますが、現在は教員としての自覚、自身の行動や発言には責任を持っ ていなければと感じています。私の職務は、研究を行うほか、教育や研究指導の補助 も行っています。日本語はまだ未熟ですが、私は英語、中国語とマレーシア語の読み書 きができ、その語学力を活かし、英語論文や英語発表の推進と支援も職務の一つです。 現在コロナ禍で、海外での実務訓練を実施することは難しい状況ですが、以前はマレーシアへの実務訓練の支援も行っ てきました。 私は現在酸化物光活性層の研究に取り組んでおります。持続可能な社会に向けて、再生可能なエネルギーの研究も盛 んで行われる中、私達の研究グループは安価で大量生産可能な電気化学手法を用いて、低コストで環境に優しい酸化銅 や酸化亜鉛のような次世代の酸化物半導体を研究してきました。近年は、水素生成のためのフォトカソードと機能向上 のためのナノ構造制御にも力を入れています。 優秀な学生達を持ち、研究にも不自由なく、設備が整ったこの環境で働かせて頂き、寺嶋学長、伊﨑教授をはじめ、 お世話になった先生方々に、誠に感謝致します。これからも、一研究者・教育者として人材教育と社会貢献に尽力して いきたいと思いますので、豊橋技術科学大学や同窓会の皆様にはご指導・ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申 し上げます。 機械工学系　特任助教 Khoo Pei Loon