同窓会報No.38

2021 年 第 38 号 TUT 同窓会報 11 年の原君と田﨑君が優秀ポスター賞を受賞しました。さ らに共同で研究を進める企業や大学などが年々増え、コ ロナ禍ながらも充実した研究生活を送ることができてお ります。諸先輩方の築き上げてきた功績の賜物でこのよ うな発展が出来たと感謝しております。 また、コロナ禍に際して、同窓生の皆様から「新型コ ロナウイルス感染症対策緊急募金」として、経済的貧困 学生に対するご支援を頂きました。本研究室に所属する 何名かの学生もご支援を頂いており、非常に感謝してお ります。この場をお借りして御礼申し上げます。 コロナ禍でやむを得ないことではありますが、従来の 研究室行事である新入生歓迎のお花見、研究室旅行、 忘年会や追い出しコンパ等が行えておらず、少々寂しく 感じております。コロナ禍につきましては、一日も早い収 束を願うばかりです。コロナ禍が収束した暁には、お花 見などの行事を開催したいと考えておりますので、卒業 生・修了生の皆様のご参加をお待ちしております。卒業生・ 修了生の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご指 導を賜れば幸いです。末尾ながら、同窓生の皆様の益々 のご活躍をお祈り申し上げます。 卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 皆様におかれましては、お元気にご活躍のこととお慶び 申し上げます。現在、材料機能制御研究室は教員 2 名(戸 髙 義一教授、足立 望助教)、秘書 1 名、博士課程 3 名、 修士課程 10 名、学部 12 名、合わせて 27 名所属しており、 かなりの大所帯になっております。 本研究室では、主に① 鉄鋼材料の組織制御・変形挙 動の解明、② バルクセメンタイトの創製・力学特性の解 明、③ 高圧下ねじり加工による高圧相の安定化メカニズ ムの解明、④ 金属ガラスの塑性加工による力学的高機 能化、⑤ 格子欠陥の導入による摩擦特性の制御、⑥ 熱 電材料の創製・高性能化 などの幅広い材料分野を対象 としたテーマに取り組んでおります。最近はコロナ禍によ り、研究活動の進め方も変わりつつあります。三密を避 けるために、学生の来る時間や曜日を調整するとともに、 日々の進捗報告はZoomやGoogle meet を活用するなど の工夫を行っております。これらの工夫と研究室メンバー の努力により、コロナ禍であっても一定の研究成果をあ げております。これらの研究成果は、国内外の学術雑誌 への論文発表や、学会等へ参加することで、精力的に成 果発表を行っております。今年の春(2021 年 3 月)に行 われた日本金属学会講演大会のポスター発表では学部 4 材料機能制御研究室の近況報告 佐藤 宏和

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