同窓会報No.37

22 2020 年 第 37 号 TUT 同窓会報 離散最適化研究室の近況報告 博士前期課程2年  田森 琢陽 卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 諸先輩方におかれましては、日々ご健勝のことと思います。 さて、本稿では離散最適化研究室の近況を簡単にではあ りますが報告致します。現在、本研究室には学部生 3 人、 院生 8 人が在籍しており、教授の藤戸敏弘 先生を含め 合計 12 人で活動しております。この内、学部生 1 人と院 生 6 人が今年度で研究室を出てしまうため、来年度の人 数はかなりの小規模になり、在学生の 4 人には寂しい思 いをさせてしまうことになるかもしれません。 本研究室では、その名の通り離散最適化や組合せ最適 化といった諸問題に対しての研究を行っています。特に、 グラフ上での頂点削除問題や辺削除問題に対する研究が 盛んに行われています。最近では、助教として木村慧 先 生を迎え、パズルやゲームに対する計算複雑性の研究な ども行われておりました。 研究室の行事としては、英語の教科書を使用した輪講 や進捗報告会などの定期的なものに加え、季節の節目の 飲み会、夏休みを利用した旅行などを行っています。今 年の旅行では富士の麓に行き、景色や富士急ハイランド などを楽しんできました。 話は変わりますが、毎年OBの方にリクルーターとして 本研究室含め本学へといらして頂いております。就職活 動に悩む学生の大きな助けになっておりますので、もしご 縁があれば引き続き行って頂ければ幸いです。そうでな くても、本学の近くにいらした際にはぜひ本研究室にも顔 をお見せ頂ければと思います。 最後にはなりますが、最近は気候の変動が激しく、体 調を崩しやすいかと思います。その中でも諸先輩方がつ つがなく活躍できることをお祈りしております。[ 研究室 学生一同 ] 最後に藤戸から、本研究室にて以前所属し皆さんが お世話になった先生方の近況を手短に報告します。現在 の所属・職位は、石井利昌 先生が北海道大学経済学部 教授、岡本吉央 先生が電気通信大学情報理工学研究科 教授、藤原洋志 先生が信州大学工学部准教授、木村慧 先生が埼玉大学理工学研究科助教となります。現時点で 独身なのは岡本先生だけで、木村先生は新婚で、石井先 生と藤原先生は子育てにも奮闘されています。では、皆 さんもお元気で。

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