株式会社「豊橋キャンパスイノベーション」の事業計画

1.ミッション

  1. 豊橋技術科学大学と産業界を結びつけ,研究成果の社会還元を支援する。
  2. 豊橋技術科学大学の知的財産の創出と活用を支援し,産業界への技術移転を推進する。
  3. 豊橋技術科学大学の研究と教育に関わる諸業務を代行し,それらの効率化に貢献する。

2.事業と収入

下記の3本柱の事業により,3年後の単年度黒字,5年後の累積利益計上をめざす。

1) 産学交流事業

会員制度を創設し,各種技術交流会等を開催し,研究情報/知財情報等を会員に提供する。会員企業 120社(年会費50千円/口)以上,個人会員20人以上を得て,7,000千円/年の収入を継続的に得る。市民セミナー,アカデミックツアーなどの地域連携事業も扱う。

2) 技術移転事業

コンサルティング事業

これまでの実績である毎年400件以上の技術相談から数10件以上を有料化斡旋し,3年後には4,000千円以上の収入を確保する。また技術相談から共同研究,受託研究等を10件以上を斡旋し,500千円以上を得る。

ライセンシング事業

これまで毎年10件ほどの技術移転実績,60件ほどの特許出願実績に基づき,法人化後は毎年企業との共同出願40件ほど,本学単独出願25件ほどを想定し,5年後には5~10件のライセンス収入の配分3,000千円以上をめざす。

3)研究教育支援事業

研究プロジェクト等のマネジメント事業

政府系の産学連携大型研究プロジェクト(平成15年度実績6件)の管理法人を3年後には引き受け,マネジメント料として2,500千円を得る。

研究教育業務等支援代行

コンベンション等のサポート,学生アルバイト業務の創出,物品購入の立替,ファシリティ管理等の教員の雑務を軽減し,研究教育を支援する事業を構築し,3年後には4,000千円以上の収入を確保する。