同窓会報 No.36 2019

30 2019 年 第 36 号 TUT 同窓会報 参加をいただけましたら系一同歓迎させていただきます。 今年度、本系で学んでいる学生は、学部173 名(うち留学 生 25 名)、大学院博士前期課程 91名(うち留学生17 名)、博 士後期課程17 名(うち留学生14 名)(いずれも12月現在)となっ ております。学部1年生入学生の多くは後期から希望に応じた 課程に配属しますが、近年、建築・都市システム学系への配属 を希望する学生が増えており、社会的ニーズや注目を浴びつつ ある専門分野と系一同実感をしております。また、留学生数も増 加傾向にあり、国際的研究テーマの拡充も一層広がると共に、日 本人学生にとっても刺激の増える学生生活となることと思います。 教職員メンバーでは、残念なことに昨年度まで系長を務めら れた宮田譲先生が 7月18日に逝去されました。系や大学運営、 学生指導に尽力された宮田先生を失ってしまったことは残念で なりません。新任教員としては、小野悠先生・島﨑康弘先生を 迎え、教授 9 名、准教授 6 名、講師 3 名、助教 7 名、助手1 名、技術専門職員2 名、事務職員4 名(10月現在)の体制となっ ています。 末筆ながら、同窓生の皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申 し上げます。 同窓生の皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお 慶び申し上げます。 近年の大学における大きな変革の一つであるグローバル化に 対する挑戦も軌道に乗り、建築・都市システム学系においても 多くの留学生の受け入れや海外実務訓練、国際的視野を養う 教育に取り組んでおります。留学生の受け入れについては、約 10 年の実績を有するベトナム・ダナン工科大学とのツイニングプ ログラム(学部 3 年生に編入)の他、本年度より、モンゴル科 学大学とのツイニングプログラム1期生学生(学部3年生に編入) が 3 名入学しています。学部1年および学部 3 年次編入学に おいてはグローバル技術科学アーキテクト養成コース(GAC) による入学生も増えてきており、多くの講義は日英併記資料など による実施を進めております。大学院においてもインドネシア・ハ サヌディン大学や昨年度国際会議を共催したマレーシア科学大 学とのツイニングプログラムを進めており、今後の共同研究・国 際協働プロジェクトへの発展が期待されます。特に、近年は国 内のみならず地球規模での自然災害が多く発生しており社会基 盤・建築分野に携わる研究者は社会的使命を意識し、日々の研 究・教育に万進しております。 こうした状況の中、建築・都市システム学系の全教員が構成 員として参画する安全安心地域共創リサーチセンタでは、斉藤 大樹教授を中心に東三河防災カレッジの開催や防災シンポジウ ムを継続的に企画・運営し、地域の防災減災に繋がる基礎知 識などを講義形式や演習・実習、見学会によって修得できる機 会を設けております。中でも、同カレッジの長期履修コースは本 年度に文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」の認 定を受けることができました。自然災害の発生や防災についての 基礎知識に加え、災害発生後の業務継続や早期復旧および耐 震診断・補強などの実用的な知識、さらには災害時の避難所運 営や防災まちづくりなど地域防災力の向上に不可欠な知識を習 得し、企業・自治体等の防災計画の策定や災害時の緊急対応 において指導的な役割を担える人材を育成することを目的に実 施しております。同窓生性の皆様におかれましても、ご興味・ご 学内近況報告 准教授  松本 幸大 教職員一覧(平成30年10月現在) 【建築・都市デザイン学分野】 教    授  浅野 純一郎,斉藤 大樹,都築 和代,  中澤 祥二,松島 史朗,中森 康之(兼任) 准 教 授 島﨑 康弘(新任),松井 智哉,松本 幸大 講    師 小野 悠(新任),水谷 晃啓 助    教  辛島 一樹,鍋島 佑基,林 和宏,  劉 一辰 【都市・地域マネジメント学分野】 教    授 井上 隆信,加藤 茂,三浦 均也(系長) 准 教 授 渋澤 博幸,杉木 直,横田 久里子 講    師 松田 達也 助    教 岡辺 拓巳,中村 亮太,松尾 幸二郎 助    手 嵯峨 慎 【両分野】 技術専門職員 片岡 三枝子,金田 隆文

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