同窓会報 No.36 2019

卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 諸先輩方におかれましては、それぞれの職場にて日々ご 健勝のことと存じます。 当研究室は服部敏明准教授、加藤亮准教授、および 学生(博士前期課程 7 名、学部 6 名)で構成されており ます。 服部研究室では、澤田研究室で開発されているCCD 型 pHイメージセンサ上にキャスト法、インクジェット法、 ゾルゲル法によりイオン感応膜の製膜と、生体刺激デバ イスとして電気化学刺激プローブの開発を行っています。 これにより、今まで見ることのできなかったイオン動態を 観測することができ、生体実験への適応が期待されてい ます。 加藤研究室では、エレクトロスピニング法を利用した ナノファイバーの作製やセンサ分子を用いた元素の分光 学的検出法の開発に取り組んでいます。土壌や産業排水 中に含まれる元素の中には国の規定で厳しく取り締まられ ているものも少なくないため、それら微量元素の定量およ び同定は重要な課題となっています。 服部研究室・加藤研究室合同の研究報告会を設け、 教員・学生間で活発に議論や知見の共有を行っています。 また、これらの研究内容について国内外での学会発表・ 論文発表を積極的に行っております。 研究室の行事として、新入生歓迎会、材料エレクトロ ニクス分野の研究室との合同遠足、食事会、忘年会、送 別会などを行い、先輩と後輩、先生と学生という垣根を 越えて一同の親睦を深めております。 これまでの研究室のより詳細な活動内容につきまして は、ウェブサイト (http://www.electroanal.ee.tut.ac.jp/) にて公開しておりますので、お時間のあるときにお目通し 頂ければ幸いです。 卒業生並びに修了生の皆様方におかれましては大変ご 多用のことと存じますが、豊橋へお越しになる機会がご ざいましたら研究室にお気軽にお立ち寄りください。研究 室一同、心よりお待ち申し上げております。また、その際に、 在学中や卒業、修了後の貴重なお話をお聞かせ頂ければ 嬉しく思います。 末筆ながら、諸先輩方の今後の更なるご活躍と発展を 心よりお祈り申し上げます 電気分析化学研究室の近況 博士前期課程1年  高宮 貴一 2019 年 第 36 号 TUT 同窓会報 19

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