同窓会報 No.36 2019

10 2019 年 第 36 号 TUT 同窓会報 2018 年 4 月付で、機械工学系に着任しました真下といいます。その前には、本 学のエレクトロニクス先端融合研究所に在籍しておりました。2011 年に、出来たば かりの同研究所に、テニュアトラック助教として着任し、5 年後にテニュアを取得し て准教授となり、その後の異動で機械工学系に来ました。 私の研究の専門は、圧電アクチュエータ、センサ、ロボティクスです。最近では、 マイクロ超音波モータの開発に力を入れています。サイズは約1mmで、10μNm 以上のトルク(半径 1mmで 1gf の力)を取り出すことができます。このサイズでこ れほどのトルクを出せるモータは世界的にも他に無く、先行研究で同様のサイズの モータと比べると、200 倍以上大きいトルクを発生することに成功しています。機械工学系の中では、計測システム研究室 に所属し、章教授、秋月助教と共同で、研究室の運営を行っております。計測システム研究室の中では、AI やディープラー ニングなど、今まで知らなかったことも勉強しながら刺激的な毎日を過ごしています。 機械工学系 准教授  真下 智昭

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