同窓会報 No.36 2019
2019 年 第 36 号 TUT 同窓会報 1 豊橋技術科学大学同窓会の皆様方におかれましては、常日頃より同窓会活動に対しましてご理解とご協力を賜りまして誠 にありがとうございます。改めて心より深く御礼申し上げます。 さて、昨今の世界情勢に目を転じますと、政治面では、米中の貿易戦争や英国のEU離脱に代表されますように世界の自 由経済に陰りと先行き不安を感じますし、環境面では、世界の大気の平均CO 2 が 2018 年 5 月にハワイのマウナロア観測所 で 410ppmの大台を越え、異常気候による悲惨な災害が多発し、社会面では世界中でMaaSによるモビリティ改革が急速 に進展し、一方、中国政府は「中国製造 2050」というモノ造り世界一を目指した巨大国プロを推進しているのはご存知の通 りです。 そんな中、日本の将来は決して安泰できる状況にないのは言うまでもございません。日本の唯一の資源は人材、特に若い 技術科学人材ですので、同窓会と致しましても、各組織体、地域社会、日本、世界中の豊橋技科大同窓生の年次や系の枠 を超えた輪と絆を広げ、それをコアとしてまずは日本社会に貢献できるような活動をしていくべきだと思います。そのために 豊橋技科大を活動拠点として同窓会と大学との連携による活動強化を考えて居ります。大学組織として 2018 年度新たに大 西学長の下に「卒業生連携室」が設置されました。その目的が、卒業生との相互支援関係の構築と同窓会との連携を推進 するためです。同窓会と致しましてもクルマの両輪のごとくしっかり連携していきます。その項目としましては、同窓生名簿 の管理・運用、卒業生共同支援事業などです。同窓生名簿管理につきましては、ご存知のように2 年前にセキュリティー万 全なWeb 名簿システムを構築し、会員の皆様方に情報更新のお願いをさせて戴きましたが、まだまだ充分にはご協力戴け ていない状況です。お手数ですが、同窓会のホームページにアクセス戴き最新情報を入力して戴けますと大変有難く存じま す。 2018 年度の同窓会では、昨年度から進めています組織ネットワーク、OGネットワーク、海外ネットワークを構築し、10 名以上が参加される同窓生の懇親会やイベント等に同窓会から支援をさせてもらっています。今年度はすでに11件を採択し、 262 名のOB/OGの方々に支援させて戴きました。皆様もこの支援制度をご利用戴き、多くの同窓生との人脈形成にお役立 て下さい。また、在学生への支援事業や、例年企画の「会報の発行」、「優秀学生の表彰」、「クラブ活動支援」、「卒業パーティー 共催」なども進めています。 是非、皆様方も最近の豊橋技術科学大学を一度訪問されるとか、皆様方の組織内での技科大OB/OGの集まりを企画し 交友を深めて戴けますと大変有難く存じます。重ねて、同窓会活動への皆様方のご協力・ご理解を深くお願いして、挨拶 に代えさせて戴きます。 同 窓 会 会 長 挨 拶 大学組織「卒業生連携室」との両輪で人脈の輪を! 旧第 3 系(電気・電子工学)1期生 古野 志健男 <2018年度 (株)SOKEN 専務取締役>
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