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複合材料研究室・機能性界面科学研究室の卒業生・修了生の皆様,いかがお過ごしでしょうか。諸先輩方におかれましては,日々御健勝のことと存じます。 さて,旧物質工学系が発展的に環境・生命工学系となり3 年が....
複合材料研究室・機能性界面科学研究室の卒業生・修了生の皆様,いかがお過ごしでしょうか。諸先輩方におかれましては,日々御健勝のことと存じます。 さて,旧物質工学系が発展的に環境・生命工学系となり3 年が経ちました。年ごとに新系への移行が進行した結果,大学院博士前期課程(修士課程)は全員が新系の所属となり,4 年生が物質工学課程最後の学生となりました。 機能性界面科学研究室(松本研)には松本明彦教授のもと大学院学生(博士前期課程)6 名,学部学生4名の計11 名が在籍して,日々研究活動に励んでいます。研究活動以外は以前の物質工学系の研究室単位であった複合材料研究室として,高機能高分子材料研究室(竹市研究室)ともに行っています。竹市研には,竹市力教授のもと博士後期課程学生1 名,前期課程学生8 名,学部学生3 名の計12 名が在籍しております。 私が所属する松本研究室では,ゼオライト,金属酸化物系のナノ多孔体,多孔性有機金属錯体への吸着を対象にして研究を行っております。平衡吸着状態の解析だけでなく,動的吸着系についても研究をしています。主な研究テーマは次のとおりです:1.周波数応答法を用いたゼオライト,メソ多孔性シリカ表面への吸着と細孔内拡散の解析,2.金属酸化物修飾によるメソ多孔性シリカ表面の機能化と細孔形状制御による新規ナノ多孔体の創製,3.ゼオライトの静的,動的なCO2吸着の特性化,4.多孔性有機金属錯体への吸着挙動の解析。それぞれの研究の成果は国内外の学会で発表するとともに,他の研究者との交流も積極的に行っております。 研究室のイベントは,竹市研究室とともに“ 複合研”として,歓送迎会,忘年会,新年会,研究室旅行を行うほか,研究の合間はソフトボール,ボウリングなどをとおしてリフレッシュし,研究室内メンバーの親睦を深めております。本研究室の情報につきましては,HP(http://ens.tut.ac.jp/composites/jp/index.html)に公開しておりますのでご覧頂ければ幸いです。 卒業生・修了生の皆様方におかれましては大変ご多忙のことと存じますが,豊橋へ御越しになる機会がございましたら是非研究室にお立ち寄りください。先輩方の在学中や卒業・修了後の貴重なお話をお聞かせ頂ければ嬉しく思います。研究室一同楽しみにお待ちしております。先輩方の更なる御活躍と御健康をお祈り申し上げます。機能性界面科学研究室(松本研)の近況修士二年 相 馬 美 咲研究室だより22 2013 年 第30 号 TUT 同窓会報