卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。今回は、堀川研究室の近況についてご報告いたします。
本研究室は現在、堀川順生教授と杉本俊二助教のご指導のもと、学部生2名と修士生7名が日々研究に取り組んでいます。本研究室では、聴覚系の脳機構について生理学的・心理学的に研究し、解明することを目指しています。生理学的研究には5名の学生が携わっており、動物の聴覚皮質の神経細胞から、音に対する活動を光学的計測法によって計測し、解析しています。心理学的研究には4名の学生が携わっており、ヒトの聴覚について、心理物理学的実験や脳波計測を行い、解析しています。
研究室の行事としては、毎週の進捗報告とゼミ、新メンバーの歓迎会、卒論発表・修論審査のお疲れ会、研究室旅行があります。進捗報告では、1週間分の実験結果や研究に関する調査等について報告しています。ゼミでは、自身の研究内容に関する英文論文を翻訳し、プレゼンしています。歓迎会とお疲れ会、研究室旅行は、研究室のメンバーで楽しく親睦を深めています。
本年5月には、同志社大学において日本音響学会聴覚研究会が開催され、私も参加しました。このような場で、初めての発表だったので大変緊張しました。また、他の研究チームの発表も聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができました。今後も、このような研究会に参加し、自身の研究に活かしていこうと思っています。
最後になりましたが、皆様の今後の更なるご活躍を心からお祈りしたします。そして、豊橋近辺へ来られる際には是非、本研究室にお立ち寄りいただきたく思います。堀川研究室一同、心からお待ちいたしております。
卒業生、修了生の皆様いかがお過ごしでしょうか。それぞれの職場で大いにご活躍なされていることと思います。本稿では、磯田研究室の近況についてご報告いたします。
現在、磯田研究室には教授の磯田先生と助教の相田先生をはじめ、学部生が3名、修士生が2名おります。また、今年7月からベトナムからの留学生が1名加わりました。一時期は10名を超える学生がおり非常に活気がありましたが、最近は修士課程に進まずに就職する人が多かったため数が減ってきており、研究室内は落ち着いた感じになっております。写真は、現在の磯田研究室メンバーです。
磯田研究室では、オブジェクト指向設計・開発についての研究を行なっております。具体的には、各種設計方法論の評価・研究や、UML(Unified Modeling Language)、OCL(Object Constraint Language)などの研究を行なっております。最近はそれらに加え、ソフトウェア設計・開発における支援ツールの開発や、Java EEを用いたWebアプリケーションの設計・開発方法の研究など、新しい研究も行なっております。各自、自分の研究テーマについて積極的に研究を行なっております。
現在、磯田研究室では各自の研究経過を報告するゼミを週2回行なっているほか、オブジェクト指向開発に関する英文の本を用いて輪講を週1回行なっております。毎回2人の先生の下、密度の濃い指導をいただいております。
研究室では、4月の歓迎会や12月、3月の発表お疲れ様会のほか、ときどき外食をしたりしてメンバー内の親交を深めています。今のところ、新しくきた留学生が日本語・英語とも十分でないので、会話をするのにメンバー一同苦労しています。
豊橋にお寄りいただいた際には研究室にお立ち寄りいただき、助言などをいただけたらと思います。ただ、最近は自宅で研究を行なう学生が多くなったため、研究室に全員集まっていることが少ないです。なので、お立ち寄りの際には事前にご連絡いただけるとありがたく存じます。
卒業生、修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。それぞれの職場で大いにご活躍のことと存じます。加藤研究室は、2005年度に発足した新しい研究室です。現在、加藤博明講師を筆頭にして、修士3名、学部2名の総勢6名で構成され、日々研究に励んでおります。
当研究室では、特にモチーフと呼ばれる生体機能発現に重要な局所構造特徴に注目して、生体高分子の機能解明のための分子構造処理アルゴリズムの開発とシステム化について研究を進めています。また、旧化学情報学研究室(旧阿部研)で行なわれていた研究テーマも引き続き行なっています。主な研究テーマとしては、(1)分子構造データのコンピュータでの取り扱いと知識獲得に関する研究、(2)生体高分子の三次元構造特徴解析システムの開発、(3)有機化合物の匂いと構造の相関解析、(4)化学・分子生物学データベースの構築及びその応用、(5)分子グラフィックスに関する研究、等があります。
また、定例会として、毎週英語の輪講や、修士・学部合同で学生から話題提供する勉強会や研究室のネットワーク構築に関する勉強会なども行なっております。また、これからは修士学生を中心に、学会発表なども随時行なっていく予定です。また、隣の高橋研究室とは合同で研究報告会を行なったりするなど、他研究室との交流も行なっています。
昨年度は、加藤先生が8月から翌年3月末まで在外研究のため、イギリスのシェフィールド大学へ長期出張されていたので、卒業研究に向けての色々なやり取りは全て電子メールで行なっていました(インターネットがあって助かりました)。
皆様、ご多忙のこととは存じますが、豊橋近辺に来られる機会がございましたら、当研究室にも是非お立ち寄り下さい。その際に実社会での貴重な体験談等の御助言をいただければ幸いに思います。また、当研究室の活動状況はweb(http://www.pit.tutkie.tut.ac.jp/)にて公開しておりますので、是非ご覧ください。
最後になりましたが、諸先輩方の今後の更なるご活躍を心よりお祈りしております。
(TUT同窓会報 第25号より)