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卒業生、修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。それぞれの職場で大い にご活躍のことと存じます。この度は、磯田研究室の近況についてご報告した いと思います。
現在の研究室の構成は、磯田教授を中心として、西尾助手と学部生6名の総 勢8名となっています。修士生は昨年度で全員卒業されたため今年はいません が、学部生の数は7系の中で最も多いという、大変人気のある研究室です。今 年は、また、新たなメンバーで、新たな研究を行っております。
磯田研究室では、オブジェクト指向方法論についての研究を行っております。 その中でも、Jacobson が開発したユースケース駆動の方法論 OOSE および Rational Unified Development Process を中心に、Rumbauh の OMT、Booch法 などオブジェクト指向方法論の評価、研究をしています。また、これらに改良 を加え、より良いオブジェクト指向分析・設計の手法も提案しています。 これにより、変更に対して修正を受ける範囲が限定されている、保守性が高 いソフトウェアの開発や、フレームワーク(アプリケーションの半完成品)によ る大きな単位の再利用、ソフトウェアアーキテクチャ、設計の再利用(再利用 の促進)や、シームレス(継目の無い)なモデルによる開発プロセスの効率化を 目指しています。この他にも、統一モデリング言語であるUML(Unified Modeling Language)、分析・設計パターン、オブジェクト指向言語の研究も同 時に行っております。
ゼミは週に3回行っています。それぞれ、各自の研究経過を報告するミーティ ングをはじめ、英文の本を用いた輪講、UMLやプログラミングの演習を行っ ています。少人数で行われるため、非常に内容が充実しており、一週間が瞬く 間に過ぎてしまいます。
諸先輩の皆様、豊橋へお寄りの際は、ぜひ研究室に立ち寄り、助言など頂け たら嬉しく思います。研究室一同、心よりお待ちしております。尚、写真は、 磯田研究室のホームページ ( http://www.selab.tutkie.tut.ac.jp)です。 お時間があれば、こちらもご覧になってください。
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卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。皆様はそれぞれの職場 でご活躍されていることと存じます。
さて、新田研究室の近況を報告したいと思います。現在、新田恒雄教授を中 心に、桂田浩一助手、小林聡助手、山田博文助手の指導の元で学生は日夜研究 に励んでおります。本研究室は4名のスタッフと修士2年5名,修士1年5名,学 部5名,総勢19名で構成されています.本年度からバングラディッシュ出身の 留学生が研究室の一員となっています。
現在,本研究室では,人間とコンピュータがマルチメディアを介して対話す るシステムの構築を目標に,様々な基礎技術・応用技術の開発に取り組んでい ます.大きく分けてMMI(Multimodal Interacton)グループ、エンジングルー プ、概念獲得グループに分かれて研究を進めています.MMIグループでは,対 話システムの入出力統合処理や,対話制御を実現するための基本機能実現,お よび対話シナリオを記述するための言語仕様策定を行なっています.またMMI を使った応用システムの開発を進めています.エンジングループでは音声認識 エンジンの精度を向上させるため様々な研究に取り組んでいます.そして、概 念獲得グループでは、システム内のエージェントに概念を獲得させる方法を探 求しています.
本研究室は新歓にはじまり、研究室旅行やボーリング大会などさまざまな行 事に取り組んでいます。本年度の研究室旅行は研究室始まって以来、初めての 海でした。初めての試みに研究室一同、胸を高鳴らせていました。新田先生に も気に入ってもらえたようです。来年以降も海水浴が研究室旅行の候補に上が りそうです。
最後になりましたが,豊橋に来られた時には,お気軽に研究室に足を運んで ください。研究室一同、心よりお待ちしております。もちろん研究室旅行への 参加もお待ちしております。
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卒業生および修了生のみなさま、いかがお過ごしでしょうか?それぞれの職 場でおおいにご活躍のことと存じます。最近の船津研究室の様子についてご報 告致します。
現在の船津研究室は、博士2名、修士1年2名、学部4年4名の計8名となってい ます。学部生のうち2人は女の子ということもあって、とても明るく楽しい雰 囲気のなか、日夜研究に励んでいます。船津公人助教授におかれましては、電 子ジャーナルJournal of Computer Aided Chemistry ( http://www.chemistry.or.jp/journals/jcac/) 編集委員会委員長や、 CACフォーラム( http://www.cac-forum.gr.jp/) 代表へも就任され、ますます精力的に研 究活動を行っておられます。研究室では、月に一回の報告会と、週に一回の雑 誌会を行っています。報告会では各自最近の研究成果を報告し、問題点や今後 の研究方針について、船津先生を中心として熱心な議論が展開されています。 また雑誌会では、最近の学術雑誌のなかから各自興味のある論文を選び、日本 語に訳してみんなに説明をし、全員でその論文について議論を行います。最新 の研究動向の知識が得られ、とても勉強になっています。夏休みも終わり、こ れから卒業論文の追い込みや、学会発表の準備などで忙しい日が続きますが、 みんな気を引き締めてがんばって研究していきます。
詳しい研究内容や、研究室の近況などは船津研ホームページ( http://www.quebec.tutkie.tut.ac.jp ) にて公開しています。各学生の研究 テーマの紹介をはじめ、充実したホームページとなっていますので、是非一度 ご覧下さい。毎年恒例の研究室旅行の写真なども掲載してあります。今年は熱 海、伊豆へ2泊3日で行って来ましたが、好天にも恵まれとても楽しい旅行とな りました。
最後になりましたが、先輩方の今後の更なるご活躍をお祈りしております。 豊橋に来られた時には是非研究室にお立ちより下さい。みなさまのご来校を研 究室一同、心よりお待ちいたしております。
(TUT同窓会報 第19号より)