同窓会報No.43

2026年 第43号 TUT 同窓会報 7 卒業生ならびに修了生の皆様におかれましては、 ご健勝のこととお慶び申し上げます。 2025 年度の本研究室のメンバーは、教授の三浦博 己先生、研究員 1 名、秘書 1 名、修士学生 14 名、学 部生6名と私となっています。ベトナムとマレーシ アから来た留学生が在籍しています。お隣の材料保 証研究室と実験装置類を共用したり、大掃除などの 活動を一緒に行ったりすることも多く、大所帯です。 本研究室は、教員居室と学生居室に加えて、熱機 械実験室と試料準備室、SEM室、大実験室と呼ばれ る実験室を使用しています。さらに、近年 E1 棟の改 修工事が行われ、E3棟にあった低層実験室がE1棟 に引越しとなりました。E1棟は壁も床も新品同様で、 冷暖房も設置されています。昨今は気温の高い日が 多くなってきていますが、実験装置にも作業する人 間にとっても環境が改善されました。一方で、古い 部屋では、エアコンや分電盤の故障等が時々生じる ようになってきました。今後も、老朽化対策には継 続的に取り組んでいかなければなりません。 研究テーマは、金属材料の機械的特性と金属組織 の関係に関するものを中心としており、より高強度、 高性能な金属材料の実現を目指して活動しています。 実験装置として、最新の大型圧延機や高精度解析ソ フトウェア類、ワークステーションなどが新たに導 入され、研究に活躍しています。社会のニーズの変 化や研究の進展にともない、実験装置の更新にも継 続的に取り組んでいかなければなりません。大学予 算の不足は世間でも度々話題になっていますが、本 学においても学内の予算のみでは到底研究費を賄う ことはできず、外部の競争的研究費や企業との共同 研究費が重要性を増してきています。 新型コロナの影響はすっかり感じられなくなりま したが、コロナ禍で導入された様々なオンライン システムは、利便性のために今も活用されていま す。研究面では、東京への出張はすっかり無くなり、 web会議に切り替わりました。コロナ禍以前を振り 返ると、東京に行く目的のほとんどが研究打ち合わ せで、そのために大きな労力を費やしていたことが 実感されます。その一方で、ほとんどの学会が対面 での開催に戻りました。 近年は就職活動が激増しており、学生が疲弊し、 研究活動にも支障が出てきてしまっています。少子 化で売り手市場になってきているとは言え、学生の 向上心も増してきているのかも知れません。学生に 安心して研究に励むことができる環境を提供するた めに何ができるのか、日々悩んでいます。 同窓生の皆様におかれましては、豊橋付近を訪れ る機会がございましたら、ぜひ研究室にもお立ち寄 り頂ければと存じます。末尾ながら、同窓生の皆様 の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。 高強度マテリアル開発・評価研究室の近況報告 准教授 大場 洋次郎

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