同窓生の皆様におかれましては、ますますご健勝 のこととお慶び申し上げます。 現在、建築・都市システム学系の副系長を務めて おり、2024年度および2025年度の就職担当教員も 兼任しております。系長は井上隆信教授、副系長は 私と加藤茂教授が務めています。本学系では、学生 一人ひとりが希望する進路に向けて適切にサポート を受けられる体制を整えており、就職担当教員への 面談希望企業が年々増加しています。 建設業界全体では依然として人手不足が続いてお り、学生の就職状況はおおむね良好です。ほぼすべ ての学生が第一希望の企業に就職しており、希望す れば業界の大手企業や準大手企業に就職することも 可能です。一方で、公務員を志望する学生の数は減 少しており、特に土木職では定員割れの県や市が多 数見られます。このような背景から、学生の就職活 動は年々早期化しており、修士1年生や学部3年生 は夏休みにインターンシップに参加し、その後面接 を経て内々定を得るケースが増えています。また、 推薦制度を復活させる企業も増えており、推薦学生 は採用試験の一部が免除されるなどのメリットがあ ります。 2024 年度の学部卒業生は 59 名で、そのうち大学院 博士課程前期への進学者が 50 名、就職者が 8 名、そ の他(留学生の帰国など)が1名でした。3年生に は早期に就職・進学ガイダンスを行い、大学院進学 のメリットや将来のキャリアの可能性について丁寧 に説明することで、進学率は徐々に高まっています。 博士課程前期修了生 50 名のうち、博士後期課程への 進学は 5 名、就職は 42 名、その他 3 名でした。就職 先としては、建設系会社が 14 名、コンサルタント系 会社が 7 名、住宅メーカーが 8 名のほか、公務員 1 名、 インフラ系・設備系・鉄道系・情報系の会社への就 職も見られ、学生は幅広い分野で活躍しています。 大学の講義では、コロナ禍に導入したオンライン 授業システム「Google Classroom」を全講義で活用 することが必須となっています。講義は基本的に対 面で行われ、授業資料は紙媒体で配布せず、Google Classroom にアップロードします。学生はタブレッ トやノートパソコンを用いて資料を確認しながら授 業を受けることが一般化しています。就職情報も同 様にGoogle Classroomで提供しており、求人情報、 推薦企業情報、会社紹介、インターンシップ情報な どを学生がいつでも閲覧できるようにしています。 この仕組みにより、学生は自分のペースで情報を取 得し、計画的に進路選択を行うことが可能になって います。 2025 年度の本学系の学生数は、学部 174 名(うち 留学生 7 名)、大学院博士前期課程 108 名(うち留学 生 8 名)、博士後期課程 26 名(うち留学生 19 名)と なっています。本系の国際コースでは、通常の博士 課程プログラムに加え、国際グローバル循環プログ ラムおよび大学教員育成プログラムの留学生も在籍 しており、他の系に比べて留学生の数が多く、国際 色豊かな環境が整っています。学生たちは多様なバッ クグラウンドを持つ仲間と切磋琢磨しながら学んで おり、学術的・社会的な視野を広げています。 教職員に関しては、2025 年 4 月に横田久里子先生 が教授に昇任し、亀屋惠三子先生が建築計画分野の 准教授として着任しました。また、2025 年 3 月には 松本幸大先生が島根大学に異動しました。現在の教 員体制は、教授 10 名、准教授 8 名、助教 7 名で、学 生一人ひとりに手厚い指導が行える体制となってい ます。 末筆ながら、同窓生の皆様の益々のご活躍とご健 康を心よりお祈り申し上げます。 2026年 第43号 TUT 同窓会報 23 建築・都市システム学系の近況報告 教 授 齊藤 大樹
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=