同窓会報No.43

2026年 第43号 TUT 同窓会報 13 同窓生のみなさまには、益々ご清祥のこととお慶 び申し上げます。生成 AI を中心とした情報技術の進 展は依然として著しく、社会的・産業的インパクト はますます大きくなっております。情報工学は時代 とともにその姿を変え続ける学問領域であり、本系 ではその変化を的確に捉えつつ、教育と研究の双方 において確かな基盤の強化を進めております。 本年度は、教員人事、教育環境の整備、そして若 手教員の研究的飛躍など、いくつかの重要な動きが ございましたので、ここにご報告申し上げます。 まず、人事に関するご報告です。秋葉友良先生お よび福村直博先生が教授に昇進されました。お二人 はこれまでも教育・研究・学内運営の中心として尽 力されてきましたが、この昇進は本系における研究 力のさらなる強化と若手人材育成体制の充実にとっ て大変心強いものであります。 一方で、本系を永年支えてこられた教員の転任も ございました。岡田美智男先生は、2025 年 3 月をもっ て豊橋技術科学大学を退職され、その後、筑紫女学 園大学現代社会学部に教授として着任されました。 また、本系に在籍された上田祥代先生は現在津田塾 大学において研究・教育活動を展開されており、顧 淳祉先生は福井大学学術研究院工学系部門にてご活 躍されています。それぞれ新たな環境のもとでその 専門性をさらに発展させておられ、本学でのご貢献 に深く感謝申し上げます。 次に、若手教員の研究面での顕著な成果について ご紹介いたします。佐藤幸紀准教授は、ASPIRE(先 端国際共同研究推進事業)に採択され、国際共同研 究の新たな展開を進めています。また、上原一将准 教授はJST創発的研究支援事業に採択され、脳脊髄 系インタラクションの先端研究に取り組んでおられ ます。こうした若手教員の挑戦は、本系の未来を支 える極めて重要な推進力となっております。 教育環境の整備についても触れておきます。コロ ナ禍以降長く閉室していた談話室(F-202)を本年度 より再開いたしました。現在は、学生の自習スペー スとして、またオンライン講義の受講環境として多 くの学生が利用しており、学生同士の交流と学修活 動を支える場として再び機能し始めています。加え て、大学・高専機能強化支援事業による修士課程教 育の拡充や、IMLEX プログラムをはじめとする国際 教育体制の整備も着実に前進しています。博士課程 学生や社会人博士志望者に対しても、長期履修制度 やオンライン指導体制の導入など、柔軟で多様な学 修を可能とする仕組みづくりを進めております。今 後も、次世代研究者の育成と社会における高度専門 職人材の輩出を目指し、制度の改善と教育研究環境 の充実を図ってまいります。 以上、2025 年度における情報・知能工学系の主な 近況をご報告申し上げました。本系は今後も、教育・ 研究・社会連携の各側面において確実な前進を遂げ てまいります。同窓生のみなさまには、これまでと 変わらぬご支援と温かいご助力を賜りますよう、心 よりお願い申し上げます。 学内近況報告 系 長 南 哲人

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