Department of Mechanical Engineering 機械工学系 2025年 第42号 TUT 同窓会報 3 同窓会の皆様におか れましては、お元気に ご活躍のこととお慶び 申し上げます。平成22 年4月に学部・大学院 組織を再編して、5つの系と総合教育院において教 育と研究が行われており、旧機械システム工学系(旧 1系)および旧生産システム工学系(旧2系)を統 合した機械工学系(1 系)として活動しております。 機械工学系の組織は、機械・システムデザインコー ス、材料・生産加工コース、システム制御・ロボッ トコース、環境・エネルギーコースの4コースで構 成され、計 15 研究室があります。教員、学生ともに コースに所属する研究室に在籍しております。執筆 時現在(2024.11)、教授 15 名(兼務教員 1 名含む)、 准教授 10 名、助教 11 名の計 36 名の教員が所属して おります。2023 年度末には、薄膜材料研究室の横山 誠二 准教授が定年退職されました。先生の永年にわ たる教育・研究、大学運営へのご貢献に対し心から 感謝いたします。また、省エネルギー工学研究室の 西川原 理仁 助教が名古屋大学の准教授として、環境 エネルギー変換工学研究室の山崎 拓也 助教が弘前大 学の准教授として異動されました。一方、新規採用 により、2024 年 4 月には、材料機能制御研究室に石 井 裕樹 助教、システム工学研究室に堀尾 亮介 助教、 省エネルギー工学研究室に倉石 孝 助教が着任されま した。本年 10 月には、環境エネルギー変換工学研究 室の松木 大輝 助教が着任されました。また、昨年度 よりサバティカルにて海外留学をされていた松岡准 教授が 4 月に、高木教授が 8 月に帰国されました。 総合研究棟の一つであるE1棟に引き続き、概算 要求での施設整備費として承認されたE5棟の改修 が始まりました。本年度末には改修工事も終了しま す。次年度に向けた概算要求では E3 棟の改修要求も しております。また、2020 度以降、教育現場に大き な混乱をもたらした新型コロナウィルス感染症の影 響もひと段落し、授業は対面で行われるようになり、 活気に満ちたキャンパスに戻りつつあります。この ように、1系の研究教育環境は各段の改善がなされ ていることは朗報です。その一方で、これから入学 される方は高専またはより低学年でコロナの影響を 受けた若い世代になります。対面が失われた代償を 引きずらぬよう、今後も一層のケアをしつつ、刷新 された研究教育環境を駆使して学生育成に努めてま いります。本系の学生の活躍については、「機械工学 系公式 X(旧 twitter)」(https://x.com/TUT_kikai) でも配信してゆく予定です。是非とも皆さま、フォ ローをお願いします。 このように、本学・本系を取り巻く環境は留まる ことなく都度変化しておりますが、本系では、今ま で以上に社会に貢献できる教育・研究を行ってまい ります。同窓会の皆様には、引き続きご支援、ご指 導を賜りましたら幸いです。末尾ながら、同窓生の 皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 最後になりますが、本学名誉教授でもある寺嶋 一彦学長が本年5月にご逝去されました。先生の永 年にわたる暖かいご指導に感謝するとともに、心か らご冥福をお祈りいたします。 学内近況報告 系長 中村 祐二
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=