同窓会報No.42

研究室だより建築・都市システム学系 2025年 第42号 TUT 同窓会報 27 構造力学研究室のご紹介と近況報告 博士前期課程2年 栄井 志月 本学卒業生ならびに修了生の皆さまにおかれましては、 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。2024 年現 在、構造力学研究室は博士前期課程3名、学部生8名 の計 11名が所属しています。本研究室は開学当初より 続く歴史ある研究室であり、2019 年には助教として瀧内 雄二先生が着任なさいました。昨年の 2023 年には准教 授にご昇進され、私は新たに発足した瀧内雄二研究室の 一期生として配属になりました。名称としては中澤祥二 研究室と瀧内雄二研究室の2 つになりましたが、同じ構 造力学研究室として、学生一同、先生方の熱心なご指導 のもと、日々切磋琢磨し研究や勉学に励んでおります。 本研究室での研究内容は、ドームやスポーツアリーナ のような大規模空間構造物の地震応答解析・座屈解析 や、リユース材を用いた構造物の耐震性能評価を主とし ています。また、建築分野に情報技術を応用する「建設 DX」関連のテーマとして、機械学習や AI を用いた構造 物の自動解析・地震応答性状の予測、VR やAR 技術を 用いたドーム構造物の施工支援・教育ツールの開発にも 取り組んでいます。 近況報告としましては、論文の執筆や対外発表に加え、 今年の 8 月にはあなぶきアリーナ香川の建設現場を見学 させていただきました。その際、本学名誉教授の加藤史 郎先生、構造力学研究室OBで呉工業高等専門学校准 教授の仁保裕先生とご一緒させていただきました。施工 性や美観性を考慮した設計上の工夫点や、構造解析に おけるモデル化の方法や実務での設計フロー、注意点 などについて勉強でき、大変有意義な時間となりました。 普段見る解析モデルはコンピューター上で組み上げたも のですが、実構造物として成立させるためには、数多く の工夫と苦労があることを改めて痛感しました。 ご多忙とは存じますが、お近くにお越しの際はぜひ研 究室へお立ち寄りくださいませ。研究室一同、心よりお 待ちしております。末筆ながら、皆さまのさらなるご活躍 とご健康を祈念いたします。

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