2025年 第42号 TUT 同窓会報 1 豊橋技術科学大学同窓会の皆様方におかれましては、常日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがと うございます。 昨年初めに大地震のあった能登地方は、その後の集中豪雨の被害や余震などの心傷めるニュースが続いています。心 からお見舞いを申し上げます。一方、アメリカではトランプ大統領が就任、国内では昨年の衆議院選挙で自民・公民の 与党が半数割れ。世界、国内で様々な変化が起こる中、同窓生の皆様には奮闘されていることと思います。 大変残念なお知らせとして、昨年 5 月に学長であった寺嶋一彦先生がご逝去されました。寺嶋前学長は、コロナ禍の 中でも学生へのエールとして「学長講話シリーズ」を発信するなど、熱い情熱(寺嶋前学長は「パッション!」と仰って いました)を持って、学生や同窓会に向き合っていただきました。これらの多くのことに感謝し、ご冥福をお祈りしたい と思います。また、この1月より新学長として就任された若原昭浩先生とも、同窓会活動にはご協力をいただきながら進 めていきたいと考えています。 同窓会にとって明るいニュースは、昨年6月に行われた「NHK学生ロボコン全国大会」で我が技科大が3年連続の 優勝!!その後のベトナムで開催された世界大会ABUロボコン2024では、残念ながら2023年に続く連覇とはならなかっ たものの、後輩たちの活躍は大変嬉しいニュースとなりました。「あっぱれ!!!」です。 聞くところによると、全国大会で優勝した後の世界大会に向けて準備をする中、全国大会でライバルであった他の大 学が惜しむことなく技術提供をしてくれたとのこと。自らのことを越えて互いに技術を高め合おうとする他大学の姿勢に 「あっぱれ!!!」。ロボコンを通じて学生たちの将来のネットワークが築かれたことと思います。 同窓会活動としては、2023年秋号を初号に配信を始めた季報「技科大の顔」は、多くの卒業生のご協力を得て、 2025 年冬号まで配信できました。初号から数えて 6 号、延べ 120 名の卒業生の活動と母校への想いが伝わる良い企画 になりました。ご執筆いただいた皆様、とりまとめをいただいている先生、在学生の皆様に感謝しています。皆様にお かれましても季報「技科大の顔」、是非、ご一読い下さい。 この他にも例年継続している優秀な学部卒業生への「同窓会会長賞」の授与、「学生課外活動支援」の他、好評をい ただいている食堂での「めざましごはんプレミアム」や「同窓会カレー」への経費支援など、学生の健康、学びや研究 の糧となる支援を行っています。 また、同窓生を対象とした懇親会やパーティー等の交流活動への助成は、少しずつですが申請が増えています。建設 工学系の同窓生の申請が多く、これは建設工学系の関西支部同窓会に参加したメンバーから口コミで広がっているので はと推察しています。是非、この助成を活用された皆様からも口コミで多くの同窓生にお伝えいただき、同窓生が集まる 場にこの助成をご活用いただければ幸いです。 さて、1976 年に設立した母校は 2026 年 10 月に 50 周年を迎えます。大学では開学 50 周年記念事業を予定されていて、 同窓会もこれを機に同窓生の皆様の結束を強める活動を行いたいと考えています。 これからも同窓会が同窓生の力を合わせるプラットホームとなれるよう、皆様のご活躍を祈念すると共に、今後も同窓 会活動へのご協力・ご理解を深くお願いして、挨拶に代えさせて頂きます。 同 窓 会 会 長 挨 拶 同窓生が力合わせるプラットホームを目指して 旧6系(建設工学系)4期生 若林 亮 <株式会社日建設計 デザインフェロー>
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