6 2024年 第41号 TUT 同窓会報 同窓会の皆様におか れましては、お元気に ご活躍のこととお慶び 申し上げます。平成22 年4月に学部・大学院 組織を再編して、5 つの系と総合教育院において教育 と研究が行われており、旧機械システム工学系(旧1 系)および旧生産システム工学系(旧 2 系)を統合し た機械工学系(1 系)として活動しております。 機械工学系の組織は、機械・システムデザインコー ス、材料・生産加工コース、システム制御・ロボット コース、環境・エネルギーコースの 4コースで構成さ れ、計16 研究室があります。教員、学生ともにコー スに所属する研究室に在籍しております。 現在、教授 15 名(兼務教員 1 名含む)、准教授 11 名、 助教 9 名の計 35 名の教員が所属しております。2022 年度末には、薄膜材料研究室の伊﨑 昌伸 教授、省エ ネルギー工学研究室の柳田 秀記 教授が定年退職され ました。両先生の永年にわたる教育・研究、大学運営 へのご貢献に対し心から感謝いたします。また、機械 ダイナミクス研究室の松原 真己 准教授が早稲田大学 の准教授として、自然エネルギー変換科学研究室の吉 永 司 助教が大阪大学の助教として異動されました。 界面表面創製研究室の山田 基宏 助教、計測システム 研究室の戸田 清太郎 助教がいずれも民間企業に転出 されました。一方、新規採用により、2023 年 4 月には、 高強度マテリアル開発評価研究室に大場 洋次郎 准教 授が着任されました。本年 4 月には、省エネルギー工 学研究室の横山 博史 准教授が本系の教授に昇進され ました。 2020年初頭以降の新型コロナウイルス感染症の影 響を受けて、機械工学課程・専攻の教育ならびに研究 活動は、大きな様変わりを見せました。教育活動にお いては従来からの対面形式からGoogle Classroomな どを用いた on-demand 形式や双方向を組み入れたハ イブリッド形式の活用が進みました。また、研究活動 ではon-line形式を活用した研究報告会などの実施、 テレワークの推進と、本学・本系も大きな変遷の中で 柔軟に対応しながら、教育研究活動の質を確保する 努力と工夫をしてきました。2022年度には、感染拡 大防止への配慮をしながら、徐々に対面授業へと移行 し、昨年10月からは、原則、対面での授業になって おります。2023年度に入り、学内のSakaki Parkで はBBQ パーティをする研究室の日常の風景も戻って きました。また、オンラインでの活動が一般的になっ てきたことで、新たな試みとして、高専出身の本系の 学生と高専の学生さんとのオンラインでの交流会(高 専OB・OG訪問オンライン)を始めました。また、 本系の学生の活躍を中心に配信する「機械工学系公式 Twitter」(https://twitter.com/TUT_kikai) を 開 設 しました。是非、フォローをお願いします。 このように、本学・本系を取り巻く環境は目まぐる しく変化しておりますが、本系では、今まで以上に社 会に貢献できる教育・研究を行うべく一層努力する所 存でございます。同窓会の皆様には、引き続きご支援、 ご指導を賜りましたら幸いです。末尾ながら、同窓生 の皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 最後になりますが、本学名誉教授の堀内 宰 先生が 本年 5 月にご逝去されました。先生の永年にわたる暖 かいご指導に感謝するとともに、心からご冥福をお祈 りいたします。 学内近況報告 系長 柴田 隆行
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