同窓会報No.39

2022 年 第 39 号 TUT 同窓会報 39 建築・都市システム学課程 4 年 小泉 楓 顧問教員:総合教育院 教授 岡田 浩 部員数:学部 11名、大学院 25名 この度は、吹奏楽団をご支援いただき、誠にありがと うございます。団員一同心よりお礼申し上げます。 私たち吹奏楽団は現在、36 名で活動しています。今 年度は、昨年度に引き続きコロナウイルスの感染拡大防 止の観点から、活動上の制限が多く、例年通りに練習が 出来ない日が続きました。そんな中でも、音楽を多くの 人に届けるため、日々練習をしています。現在は部屋に 入れる人数に制限があるため、平日は個人練習やパート 練習とし、土曜日に体育館での合奏を行っています。 今年度は、ほとんどのイベントが開催できず、唯一開 催できた卒業式・入学式の演奏も、図書館前での屋外 演奏となりました。吹奏楽団にとって最大のイベントで ある定期演奏会も悔しくも開催できませんでしたが、こ れまで練習した成果をホールで演奏したいと思い、無観 客で演奏会を行いました。やはり、聴いていただける人 がいなければ寂しいところもありましたが、大人数で演 奏できるいい機会であり、改めて音楽の楽しさを実感で きた一日となりました。次のイベントである冬のぷち演 奏会では、駅前に来ている方々や、コロナ禍で落ち込ん でいる方々を、音楽の力で少しでも勇気づけられたらい いなと思っています。 これからも、地元に根差す団をモットーに、練習に励 んでいきたいと思います。今後ともご支援、ご協力のほ どよろしくお願いいたします。 機械工学課程 4 年 長津 縁 顧問教員:学生支援センター所属 教授 大門 裕之 部員数:学部 16名、大学院 6 名 技科大には留学生が多く在籍しています。しかし、 学内では日本人とその留学生との交流があまり盛んで はなく、留学生は留学生のコミュニティ、日本人は日本 人のコミュニティで交流が行われているのが現状です。 せっかく留学生が学校内にいるのにもかかわらず、 互いに交流が行われていないのはもったいないと思わ れます。よって我々は技科大の留学生と日本人との異 文化交流を目的として活動しています。 留学生に日本の文化や授業では習わない日本語を教 え、会話を楽しむ「J-talk」、留学経験をシェアし海外 へのイメージを膨らませる「IUF」、そして季節のイベ ントに合わせてパーティを行ってきました。これらの活 動はコロナの影響により対面の活動が制限されている 最中もオンラインで開催しました。その結果、世界中の 人とつながることができ、学外の方も参加していただ けるようになりました。 国籍が違う、言語が違う、日本人と留学生との交流 には一見大きな壁があるように見えるかもしれません。 しかしながらたとえ英語、日本語が苦手だとしても会 話を楽しむことはできる。アクティビティを通して仲良 くなり相手のことを知ることはできます。 日本人同士、留学生同士などの枠組みではなく、国 籍にとらわれることなく誰でもふらっと活動に参加でき るサークルにしていくことが私たちの目標です。 国際交流クラブ 吹奏楽団

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