同窓会報No.39

2022 年 第 39 号 TUT 同窓会報 25 分子細胞生物工学研究室の近況報告 博士前期課程2年 二本栁 裕仁 養細胞を実験材料として用い、さまざまな手法で解析を 行っております。 2021 年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 大学への入構禁止措置や研究室活動抑制が断続的に設 定され、十分に活動できない期間がありました。特に歓送 迎会など親睦行事を行うことがほとんどできておりません が、日頃の活動を通じて良いチームワークができておりま す。また、大学に入構できない場合もオンラインで研究室 セミナーを行い、論文紹介や進捗報告を定期的に行って おります。コロナ禍以前にはなかったさまざまな制約を受 けながらも、限られた時間を最大限活用して研究活動を 行い、学会などで積極的に研究成果を発表しております。 卒業生、修了生の皆様方におかれましては大変お忙し いことと存じますが、豊橋へお越しになる機会がございま したら研究室にお立ち寄りください。研究室一同、心より お待ちしております。末筆ながら、皆様の今後のさらなる ご活躍をお祈り申し上げます。 卒業生・修了生の皆様におかれましては、ますますご 活躍のことと存じます。本稿では、栗田弘史准教授の昇 任に伴いスタートした分子細胞生物工学研究室について ご紹介いたします。本研究室は、2020 年度まで反応性プ ラズマ科学研究室(高島研究室)で栗田先生から指導を 受けていたM2 3 名・M1 1 名と、栗田研究室に配属 された学部学生 2 名の計 6 名の学生でスタートし、日々研 究に取り組んでいます。 研究室では、細胞や生体に電界を極短時間作用させ、 細胞膜に可逆的な穴を開けることで外来分子を導入する エレクトロポレーションに関する研究と、大気圧低温プラ ズマ照射の生物学的作用の機序に関する研究が主に行わ れています。エレクトロポレーションに関するテーマでは、 本研究室で独自に開発された、油中水滴への高電圧印加 による細胞への外来分子導入について、そのメカニズム 解明に向けた研究が進んでおります。大気圧低温プラズ マ照射の細胞影響に関する研究では、細胞死や遺伝毒性 に関連する細胞内核酸損傷を中心に研究を進めておりま す。いずれの研究テーマについてもヒトやマウス由来の培

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=