同窓会報No.39

2022 年 第 39 号 TUT 同窓会報 11 本学の卒業生・修了生の皆様におかれましては、ご健 勝のことと存じます。2020 年度は、現在も猛威を振るう COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響が日本 全国に広がり、2021 年 1月には 2 回目の緊急事態宣言が 愛知県に発出されました。本学でもその影響は避けられ ず、B4 後期の必修科目である実務訓練は学内で実施さ れることとなり、卒業研究発表会や修士学位論文審査会 はGoogle Meet を使用してオンラインで実施せざるを得 ませんでした。新型コロナウイルス感染症により、多大な 影響を受けられた方々には、心よりお見舞い申し上げます。 話は 2020 年 4 月に遡りますが、電気・電子情報工学 系に新しい学生達が入学・編入してきました。2020 年度 1 年次の推薦による入学者数は 3 名で、3 年次の編入学 者数においては 80 名(特別推薦、GAC 推薦の入学者除 く)でした。 まず本系に関するご報告の一つとして、大平孝教授が、 IEEE 会員としての長年にわたる活動と功績が認められ、 IEEE Life Fellowを受賞されました。八井崇教授は、約 24,000 件の利用課題の中からイノベーションに繋がること が期待できるとして、文部科学省ナノテクノロジープラッ トフォーム 令和 2 年度「秀でた利用成果」最優秀賞を受 賞されました。その他にも、多数の教員・学生が研究に 関わる賞を受賞しております。本系の研究活動を謹んで ご報告させて頂きます。 次に昨年度に引き続き先生方の異動がありましたので ご報告させて頂きます。まず、2021 年 3 月31日付けで 大平孝先生と櫻井庸司先生が定年退職されました。さら に、Moïse Sotto 先生と阿部晋士先生が、それぞれ集積 電子システムコースと情報通信システムコースの助手を 退職されました。一方で、2020 年 4 月1日付けで八井崇 先生と崔容俊先生が、それぞれ材料エレクトロニクスコー スの教授と集積電子システムコースの助教に就任されま した。また、針谷達先生が 2020 年 7 月1日付けで機能 電気システムコースの助教から講師に昇進されました。 以上が、電気・電子情報工学系の 2020 年度の近況報 告です。さて、2021 年度においては、新型コロナウイル ス感染症の影響による生活様式の変容が定着化してい き、本系でも対策の継続が必須となります。“コロナ時代” に向けた本系の人材育成、教育研究の更なる改善、取り 組みを推進する必要があります。今後とも、本系教職員 一同今まで以上に精進し、社会に貢献できる人材育成、 教育研究活動を引き続き行っていきますので、同窓生の 皆様には引き続きご支援、ご指導を賜れば幸いです。 学内近況報告 准教授 竹内 啓悟

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