同窓会報No.37

6 2020 年 第 37 号 TUT 同窓会報 マイクロ・ナノ機械システム研究室の近況報告 福永 健 研究室の一貫したコンセプトは、“MEMS 技術を究め ナノとバイオへの架け橋を築く”ことにあります。「加工 原理にとらわれない」、「加工対象にとらわれない」、「使 用部品にとらわれない」を基本理念とし、マイクロ・ナノ 領域での次世代の“ものづくり基盤技術”の開拓にチャ レンジしています。例えば新材料としては、ヒト細胞、微 生物、核酸、ソフトマテリアルを中心に扱っています。 研究活動以外の行事は、新入生歓迎会、忘年会、追 いコンがあり、さらに不定期に昼食会も開催しています。 先輩・後輩が関係なく楽しんでおり、研究の良きリフレッ シュになるとともに、当研究室の学生間の距離の近さを改 めて感じさせてくれます。 豊橋方面にお越しになる機会がございましたら、ご多 用とは存じますが、研究室にお気軽にお立ち寄りください。 研究室一同、心よりお待ちしております。 最後となりまし たが、卒業生・修了生の皆様の益々のご活躍を祈念します。 今後とも研究室をご支援くださいますようお願い申し上げ ます。 卒業生ならびに修了生の皆様方におかれましては、お 元気でご活躍のことと拝察いたします。本研究室の近況 についてご報告申し上げます。 現在、本研究室は柴田隆行 教授、永井萌土 講師、鹿 毛あずさ 助教、村井麻葉 秘書、研究員3 名、技術補佐 員1 名、博士前期課程 11 名、学部生 9 名が在籍し、総 勢28名で構成されています。そのうち外国人研究員1名、 留学生 3 名が在籍しております。上記に加え短期滞在の 外国人が 2 名おり、数年前と比べて国際化が進んでいま す。 当研究室では、マイクロ・ナノマシニングによって作ら れる電子機械(MEMS)に関した基礎研究から応用研究 までの研究活動をしています。最近では、医療・医薬・ 生命科学のイノベーション創出を支援するキーデバイス・ システムの開発に注力しています。具体的な研究テーマ として、① AFM応用ナノ加工、②マルチプレックス遺 伝子診断デバイス、③単一細胞プリンティング、④微生 物融合型MEMSに取り組んでいます。 研究室だより 機械工学系

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