同窓会報No.37

32 2020 年 第 37 号 TUT 同窓会報 建築・都市システム学課程4年　 徳原 崚人　 （写真左から6人目） エネルギッシュ中国・西安 9 月16日から21日の 6日間、「羽ばたけ！TUT」プロ グラムでの中国・西安への海外研修に参加しました。西 安での生活はとてもエネルギッシュな印象を受けました。 街中には建設をする人、広場で踊る人、掃除をする人な ど多種多様な活動があふれ、そこに住まう人々全員で街 が創られている様子が感じられました。長安大学・西安 交通大学の学生との交流では勉強に対する意欲や他者と の競争心の大きさが感じられ、自らの勉学に対するモチ ベーションを得ることができました。窮屈さを感じない街 並み・豊かな生活・人柄、どれにおいても研修以前の中国・ 西安に持っていた印象が大きく覆ったことがこの研修に おける価値を表していると思います。 今年度、本学では「羽ばたけ！TUT」として、総額約1,000 万円規模の奨学金により、海外研修を希望する学生を支援・ 応援するキャンペーンを行いました。建築・都市システム学系では、本キャンペーンにより14 名の学生が海外研修に参加 しました。以下では、その一部の学生の報告を掲載します。 建築・都市システム学専攻1年　 山本 若菜 　（写真左から6人目） 私は夏休みに「羽ばたけ！TUT2019」奨学金を用いて、 Grabドライバーに対するヒアリング調査とマレーシア科 学大学の学生に対するWebアンケートにより、「マレーシ ア・ペナンにおけるライドシェアの実態調査」を行いまし た。今回の研修により、ライドシェアの安全性や需要と供 給のバランス、持続可能性について明らかにすることが できたと感じています。また、多民族国家であるマレーシ アの人々、文化や食べ物はとても魅力的であり、帰国後 の勉学に対するモチベーションの向上や民族や宗教を超 えた広い視野の獲得につながりました。このような素晴ら しい機会をくれた「羽ばたけ！TUT2019」に感謝いたし ます。来年も楽しみにしています。 研修先： 中国・西安 研修先： マレーシア・ペナン