同窓会報No.37

24 2020 年 第 37 号 TUT 同窓会報 同窓生の皆様におかれましては、ますますお元気にご 活躍のこととお慶び申し上げます。前号の同窓会報でお 知らせいたしましたように、平成 31 年 4 月1日に、「環境・ 生命工学課程 / 専攻」の名称を「応用化学・生命工学 課程 / 専攻」に変更いたしました。平成 22 年 4 月の学 科再編以来、旧環境・生命工学課程 / 専攻では、物質 科学(応用化学)と生命科学を基盤として環境科学等の 複合的分野をも視野に入れた課程 / 専攻として、幅広い 視野を持つ高度技術者及び研究者の育成を目的として教 育・研究を行って参りました。このたび、「応用化学」が 本課程 / 専攻の教育研究基盤の一つであることを受験生 及び産業界に対して明確に示すことを目的として名称変 更を行い、これにあわせて教員配置や教育課程などを改 変いたしました。旧環境・生命工学系では、「未来環境 工学コース」と「生命・物質工学コース」の 2 つのコー スが設置されておりましたが、応用化学・生命工学系では、 「応用化学コース」と「生命工学コース」の 2 つのコース を設置いたしました。また、教員はこれまで先端環境技 術・生態工学・生命工学・分子機能化学の各分野で教育・ 研究を行って参りましたが、これを分子制御化学・分子 機能化学・生命工学の 3 分野に再編いたしました。これ に伴い、田中三郎 教授と有吉誠一郎 准教授はエレクト ロニクス先端融合研究所(EIIRIS)に、東海林孝幸 講 師は建築・都市システム学系(5 系)にそれぞれ配置換 となりました。3 名の兼務教員の先生方には引き続き本系 の教育・研究に関わっていただいております。研究室一 覧および教員配置ついては、別表をご参照ください。また、 前年度より引き続き系長が松本、副系長が齊戸美弘 教授、 浴俊彦 教授で応用化学・生命工学系を運営しています。 このような体制で新たなスタートを切りましたが、4 月27 日に安田八郎 先生がご逝去されるという大変残念な出来 事がありました。安田先生には、本学の教育・研究に長 きにわたりご尽力いただき、研究室に新たに配属された 4 年生の実験指導を本格的に始められた矢先でした。ここ に改めてご冥福をお祈り申し上げます。また、梅影創 先 生は10 月末をもってご退職されました。 本系の新たな取り組みとして、これまでコース毎に 2 会場で行っていた卒業研究発表会を1 会場で行い、全 教員が 4 年生全員の発表に参加できる形式に改めまし た。これにより幅広い視点からこれまで以上に活発な議 論が行われ成功裏に終了いたしました。また、本系では これまでと同様に質の高い活発な教育・研究活動が行わ れ、今年度も本系の学生・教員の受賞が数多くありました。 最新の情報は、本学ホームページや応用化学・生命工学 系ホームページ (https://chem.tut.ac.jp/ )をご覧ください。 以上、応用化学・生命工学系の近況をご紹介いたしま した。応用化学・生命工学系教職員一同、教育・研究・ 社会貢献をミッションとして一層励んで参る所存です。 今後とも応用化学・生命工学系の教育・研究活動に一層 のご高配・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。末 筆ながら、同窓生の皆様の益々のご活躍とご健康をお祈 り申し上げます。 学内近況報告 系長  松本 明彦

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