同窓会報No.37

12 2020 年 第 37 号 TUT 同窓会報 河野研究室の近況報告 博士前期課程1年  三田 理央毅 卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 皆様方におかれましては、それぞれの職場で大いにご活 躍のことと存じます。 現在、河野研究室は河野 准教授他のもと、博士学生 3 名、修士学生 9 名、学部生 4 名の計 16 名で日々研究 に励んでおります。 近年脳科学分野の発展と共に、神経信号取得のため の刺入型電極の開発が盛んに行われています。脳に直接 刺入する刺入型電極には、侵襲性の低さが求められるた め様々なMEMSプロセスを用いて作製されており、多様 な電極が存在しています。当研究室では、VLS 結晶成長 法を用いた , 電極直径 5µm以下の世界で最も細い神経 電極の開発に成功しています。また、刺入型電極だけで なくフィルム型の電極や、刺入型の針状電極とフィルム型 電極を掛け合わせた電極なども作製しております。また、 作製したデバイスは動物実験を通して評価しており、さ らなる改良を行っています。 研究室の行事としましては、春に新 4 年生歓迎会、3 月には送別会を行っております。また、毎年河野研究室 と澤田・高橋研究室合同で 2 月上旬に卒業生・修了生の 皆様を交えてのスキー旅行を開催しております。毎年多 くの先輩方にご参加頂き、自然の中でリフレッシュすると 共に、先輩方との交流の中で学校生活や研究のご助言を 頂くことで親睦を深めております。 ご多忙とは存じますが、豊橋方面へお越しになる機会 がございましたら、お気軽に研究室へお立ち寄りください。 研究室一同、心から歓迎いたします。先輩方の大学在学 中の思い出や、現在の職場での経験談などの貴重なお話 をお聞かせ頂ければ幸いです。 末筆ではございますが、諸先輩方のさらなるご活躍と ご多幸をお祈り申し上げます。 研究室だより 電気・電子情報工学系

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=